転職にもある程度覚悟は必要です
私は、あまり「覚悟」という言葉が好きではありません。
なんだか、生きるか死ぬか見たいなイメージで、人生をゆる~く生きてきた人間には、もっとも遠くかけ離れた言葉のような気がするのです。
しかし、転職をするからには、これくらいは「覚悟」ではなく「常識」という範囲で、知っておいてほしいことがあります。
■自分は何がやりたいのか
これがわからないと、なかなかいい転職はできませんが、これがわかれば苦労しないよ!という人もたくさんいるのではないでしょうか。
人生、自分が何がしたいのかということがわからない人がほとんどだと思います。
できるだけ早く、自分のやりたいことを見つけましょう。
■収入アップには、こだわりすぎない
転職をすると、ほんの一部の人を除いては、賃金が下がってしまいます。転職で前職の給料をいただけるのならば、まだまだ恵まれています。
給料を元の水準にまで上げようと思えば、その会社で、4.5年ほど頑張り自力で給料を上げていくしかありません。
また退職金に関しても、同じ会社に40年間働いている人と比べては、とうてい勝ち目はありません。生涯賃金も自ずと少なくなります。
そのことをよく理解しておいてください
■出世にこだわらない
時と場合にも寄りますが、ヘッドハンティングなどでしたら、肩書きもそれなりのものを用意されていると思います。普通は、平社員からの出発になります。転職先で、着実に実績を積み上げてそれが評価されることが大事です。
■プライドにこだわらない
転職には良くあることですが、社会人経験は、こちらのほうが長いにもかかわらず、転職先の会社では、どんな社員よりもその会社での経験がありません。
時には、年下の社員や、時には、自分の子供と同じ年齢の社員から、仕事の内容を教えてもらわなければならない時もあります。
どんなに経験や知識があっても「自分は新入社員なんだ」という謙虚な姿勢が必要になってきます。
同年齢の人や年下の人が、上司になったり、仕事の指示をされることがあるかも知れません。
転職では、それは「常識」なのです。
■健康である
当たり前のことではありますが、まずはからだが資本です。日々の健康あってこその転職であります。
上記の5点は、必ず「理解して」転職をするようにしましょう。
決して「覚悟」して転職するのではなく「理解」して転職をするのです。
上記の5点のようなことは、転職する人にとっては「常識」なのですから。
転職することで、新しい出会いがあり、新しい人生が開けるかもしれません。そして田舎暮らしもできるかもしれませんよ。
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