すごい労働環境で働いている人が身近にいた!

仕事について
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私自身も、そんなに恵まれた待遇で働いているわけではありませんが

そのお店は、パン屋さんです。

職人が1人で作って、もう一人のアルバイトが、パンを販売するといった小さな町のパン屋さん。

この職人さんが、このパン屋のオーナーならば、頑張って働かなければならないのでしょうが、単なる雇われ店長なのです。

正確に言うと雇われてはいないのです。

なんだかよくわかりませんね。

つまり、早朝から夜までパンを作り続けているのですが、給料をもらっていないのです。もちろん社会保険も入っていません。そこに雇用契約はないのです。

賃金は、オーナーが顔を出した時にお小遣いのようにくれるのです。

総額は、月で4,5万円。とても生活できるレベルではありません。

ここ最近ようやく日曜日にお休みできるようになりました。それまでの5年間は、ほとんど休みなしでパンをつくっています。

休みのなかった5年間の間に、彼の人生は、ぼろぼろになってしまいました。

ちょうど子供が大学や専門学校に行く時期にもかかわらず、収入がないので、やむをえなく借金をします。せっかく家族のために借金をしたにもかかわらず、奥さんと離婚。その後。子供たちも家を出ていきました。

残されたのは、本人と本人の両親だけ。それに借金が数百万円です。

体の調子もいまいちよくありません。

社会保険に入っていないので、健康保険がありません。もちろん国民健康保険にも入っていません。病院に行けば実費診療なのです。そのため健康診断も受けていません。

きっと体のどこかが悪いに違いありません。最近、筋肉が削げ落ち、痩せてきています。

では、オーナーはこの状況どう見ているのでしょうか。

それが、売り上げがないのだから、支払うものは支払えないという感じなのです。

この職人さんもやめればいいものを、自分一人が、そのお店をやっているためにやめたくてもやめられなかったようなのです。(一種の洗脳状態ですね)

しかも、いつかは給料をたくさんあげるとか、もうしばらく辛抱すれば流れが変わるなどもう少し、もう少しとオーナーから言われ続け今の状態になっているのです。

今まで何人の人が、この職場から離れていったことでしょう。やはりこういう職場では、人は育ちません。そういうオーナーのもとではとても自分の人生をかけてまで、尽くして、働くことは怖くてできませんね。

とうとう職人さんも限界に来たのでしょう。重い腰を上げ、ようやくやめる決心をしようかとしています。

日本では、まだこんな劣悪な環境で、働いている人がいるなんて信じられません。

こういう職場で働くことは、自分自身もダメになってしまいますし、周りの人間まで不幸にさせてしまいます。

何よりも失ったものの大きさは、計り知れません。

失ったもの・・・・家族、お金、娯楽、趣味、そして取り返しのつかない時間。

これからは、生活保護でも、もらいながら暮らしたほうが、きっとゆっくり過ごすことができると思います。

今までの勤務実績などをちゃんと記録していれば、労働基準監督署などに行って、賃金を請求できるのでしょうが、そのような証拠になるようなものは、一切ありません。

1日も今の仕事から解放されて、自分自身の人生を歩むべきだと、アドバイスしたいと思います。

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